今更ですが・・・◇◆ 修学旅行 台湾トップ 安い、便利、安全 10年で12倍 韓国、中国は急減 ◆◇
【台北・福岡静哉】修学旅行で日本から台湾に行く高校生が10年間で約12倍に急増し、海外の修学旅行先で米国を抜いてトップに立った。 親日的で治安が良いうえ、地方都市の航空路線が急激に増えて利便性が高まったことが背景にあるようだ。 対照的に中国や韓国への修学旅行は急減しており、外交問題が影響している可能性がある。
毎年調査している「全国修学旅行研究協会」(東京都)が26日、2016年度分のデータをまとめた。 旅行先で台湾は262校4万1878人、米国(ハワイ、グアム、サイパンを含む)は254校3万6661人だった。 台湾は06年度の3552人と比べ約11・8倍となった。 校数、人数とも台湾が1位になるのは初めて。 同協会の木田一彦・国際担当部長は「親日的で治安も良いのが人気の理由。旅費が安価な点も大きい」と指摘する。
一方、韓国への修学旅行は06年度2万3197人から16年度3246人と約7分の1に激減した。 多くの韓国人修学旅行生が犠牲になったセウォル号事故があった14年度に半減した。 中国も06年度1万4031人から16年度3398人と約4分の1に減った。 日本政府の尖閣諸島国有化に伴う反日デモが相次いだ12年度、中国への修学旅行中止が相次いだ。 私立銀河学院高(広島県福山市)は「修学旅行先は、12年に保護者から懸念の声が数多く寄せられて中国から台湾に変更して以降、毎年台湾。親日的で心配なく旅行できる」と話している。--- 毎日新聞(2028/01/28)より 抜粋 ---