こんな野党に票を入れる人間がいるから面倒だ。◇◆ 税金と時間のムダ…国会が“学級崩壊”状態!? ◆◇
国会が「学級崩壊」状態になっている。 桜田義孝五輪担当相が衆院予算委員会に3分遅刻するという大失態を犯せば、立憲民主党など野党側はこれに反発して何と国会審議を5時間もボイコットしたのだ。 1日3億円、国民の税金で運営される国会審議をドブに捨てるつもりなのか。 国内外で課題が山積するなか、こんな面々に政治を任せられるのか。
「何の理由の説明もなく、3分遅れた。政府・与党はたるんでいる!」 野党側の予算委筆頭理事を務める立憲民主党の逢坂誠二氏は、こう記者団に言い放つと、委員会室を後にした。 桜田氏が、立憲議員が質問に入る21日午前10時15分になっても委員会室に姿を見せなかったことに反発したのだ。 慌てて駆け込んできた桜田氏は「前の質疑が中断し、時間の間隔を間違った。 おわびしたい」と陳謝した。
審議再開をめぐる与野党協議は難航し、昼をまたいだ。その後、28日に予算委で集中審議を行うことなどで合意し、5時間後にやっと再開した。 確かに、桜田氏の緊張感欠如は大問題だ。 ただ、野党が審議拒否した時間は、国民・国家のために費やされるべきものである。 「政治パフォーマンス」や「あげ足取り政治」はいらない。
そもそも、旧民主党政権時代にも、国会審議に遅刻する閣僚はいた。 2010年3月3日の参院予算委では、前原誠司国交相と仙谷由人国家戦略担当相、原口一博総務相の3閣僚が遅刻した。 それでも、15分遅れで質疑は行われた。 12年1月末には、田中直紀防衛相が参院予算委の審議中に無断で離席して一時、行方不明になった。何と、議員食堂でコーヒーを飲んでいた。 野党側は昨年の通常国会でも、麻生太郎副総理兼財務相の辞任などを求めて「18連休」に突入し、世論の厳しい批判を浴びた。 あの教訓を忘れているのか。
政治評論家の伊藤達美氏は「桜田氏は国会答弁能力が問題視されており、今回の遅刻もいただけない。 猛省すべきだ。 だが、わずか3分の遅刻で、5時間も委員会をストップさせる野党各党も問題だ。 鬼の首を取ったように大臣を批判し、自分たちの存在をアピールし、日程闘争する姿には、国民世論も冷めている。 もっと国会は政策論戦を深めるべきだ。 時間の浪費で、国益も損なわれてしまう」と語った。--- zakzak(2019.2.22)より 抜粋 ---