ポイントはココです。◇◆ 手抜き、逃げ出し…ラオス・ダム決壊は韓国経済“破綻の引き金” ◆◇
「基準に満たない低水準の建設が(ダム決壊)事故の原因だ」
ラオスのカンマニー・インティラート・エネルギー鉱業相は26日、怒りに満ちた顔で、こう断言した。 英紙ガーディアンも同日、「人災であることに疑いの余地はない」と報じた。
ご承知の通り、ラオス南部アタプー県で建設中だった「セピエン・ナムノイダム」の補助ダムが23日、決壊した。約50億立方メートルもの水(黒部ダムの貯水量の約25倍)が下流地域を襲った。 韓国側は「集中豪雨が原因だ」と主張したが、ラオス政府は「手抜き工事が原因だ」と否定した。
問題のダムは、10億ドル(約1100億円)規模の、ラオスの国家的大型プロジェクトだ。 韓国のSK建設と韓国西部発電が2012年に共同受注し、タイ政府系発電会社とラオス国営企業と合弁会社(筆頭株主・26%出資のSK建設)をつくり、建設に当たっていた。
来年2月に発電事業(総発電量41万キロワット)を開始、タイなどに電力を輸出し、年間1億4000万ドル(約155億円)の販売収益を見込んでいた。 すべてが水の泡だ。
日本の大手ゼネコン関係者は「ダム事業の入札には、日本企業も参加していた。 ところが、SK建設側が『日本より格段に安くする。 日本より短期で完成させる』と強引に受注した。 関係者は『絶対無理。 手抜き工事になる』と噂していた」といい、こう続けた。
「この工事は、韓国政府機関も出資し、官民一体だった。 損害賠償額は天文学的数字になる。 SK建設だけでは済まない。 すでに『韓国企業は手抜きばかりだ』という批判がふき出している。 今後、海外事業の受注は絶望的だ。 韓国経済は今、米中経済戦争の直撃でどん底だ。 今回の事故は『破綻の引き金』になる」
そんななか、とんでもない情報を日韓両政府筋から入手した。
「突然、韓国のネット上で『工事で使った設計図は日本のものだ』 『決壊した部分は日本の業者が工事した』という情報が流され、『すべて日本が悪い』という世論操作が始まっている」--- zakzak by 夕刊フジ(2018.7.31)より 抜粋 ---