誰もが知っている・・・◇◆ 「日本だった韓国」と「逃げ回った中国共産党」 「抗日戦勝利」の妄想 ◆◇安倍晋三首相の米ハワイ・真珠湾訪問は、大東亜戦争で激烈な戦いを繰り広げた主敵が米国だった不動の史実をクッキリと浮かび上がらせる。 半面、日本を打ち破り、独立を果たしたと、「抗日戦勝利」なる夢に取り憑かれた韓国と中国の「戦勝国なりすまし」を際立たせる。
韓国は大日本帝国に併合され、韓国人は帝国軍人として戦った。 日本を負かした米国の進駐で、棚ぼた式に日本統治が終わりを迎えた。 中国大陸でも、帝国陸海軍の正面は国民党軍で、共産党軍は逃げ回っていた。 降伏調印式には当然、中華民国=国民党代表が出席した。
近代史を不完全燃焼で終えた分、中韓両国は今になって対日嫉妬の炎をたぎらせる。 歴史を正視すると、自信や誇りが傷付くので、歴史の捏造・粉飾で傷口を癒やす。
「戦勝国気分」を味わいたい両国は「歴史づくり」の一環として将来、真珠湾での追悼式典に出席を打診するかもしれない。その際、米国側には是非、「式典は、式典会場外側の観光客ゾーンからながめて」と、中韓への正確な返答を求めたい。
朝鮮民族は、大東亜戦争(1941~45年)以降、今に至るまで「連合国」を気取ってきたが、近代に入り日本と朝鮮は本格的に戈を交えていない。 戦前~戦中~戦後と、まともな対日ゲリラ抗戦も民族蜂起も起きていない。 むしろ、1910年に併合された朝鮮は枢軸国・大日本帝国として戦った。国際法上も実態上も連合国詐称は無理スジだ。--- 中略 ---韓国は「日帝を打ち負かして独立を勝ち取った」のではない。 終戦3年後、半島で統一国家建設をたくらむソ連に対抗した対日戦勝国・米国が長期信託統治を断念。 米国に独立を大きく前倒ししてもらった棚ぼた式だった。 金も自伝で憂いた。
《心配だったのは(大東亜)戦争で何の役割を果たしていないため将来、国際関係での発言権が弱くなること》
独立しても韓国は韓国であり続ける。
憲法上、韓国が日本と成った日韓併合は存在せず、代わりに併合期の《3・1運動/1919年3月1日》を起点とする建国物語が記される。 韓国は3・1を「独立運動」と認定するが、たった2カ月で収束。 米国独立時の長期・大規模戦争を思い描くのは誤りで、反日暴動でしかない。 日本国憲法も“不磨の大典”と誤認識され、信仰対象と化したが、韓国憲法は研磨し過ぎでバーチャル世界に踏み込んだ。 前文にはこうある。
《悠久の歴史と伝統に輝くわが大韓国民は、3・1運動で建立された大韓民国(韓国)臨時政府の法統…を継承》--- 中略 ---中国は南シナ海に「九段線」なる破線を勝手に引き、破線内を「中国の海」と宣言し、「支配は2千年も続いている」との理屈を振りかざし、人工島=軍事基地建設を強行する。
「海洋の支配権」は国際法や国際慣行上の様々な要件を満たさねば、認められない。 「歴史的支配権」にせよ、「他国の黙認」「他国が知り得る継続的権利行使」などの証明が不可欠。 けれども、中国が権利を主張する南シナ海は、他国と係争案件を多く抱え、「黙認」はおろか「否認」されている有り様だ。
「他国が知り得る継続的行使」に至っては「中国は2千年前より活動。 島々を発見・命名し、資源を調査し、開発し、主権の権利を継続的に行使してきた最初の国家」と威張るが、中国以外に知る国はあるまい。
アヘン戦争開戦に反対した英国の政治家ウィリアム・グラッドストンの議会演説を思い出した。 清国側に正義があったか否かは議論が分かれるが、支那人の本質を見事に看破している。
「なるほど支那人には愚かしい大言壮語と高慢の習癖があり、それも度を越すほど。 でも、正義は異教徒にして半文明な野蛮人たる支那人側にある」
国際法や国際慣行上の要件を満たそうと、これでもかと「継続的」を連呼する。 あら、不思議。 そうなると「屈辱の百年」の間も南シナ海を支配していたことに…。--- 中略 ---ところで、安倍首相の真珠湾訪問を前にバラク・オバマ米大統領は声明を出した。
「最も激しく戦った敵同士が最も緊密な同盟国になれる」
「戦っていない」中韓両国とはお友達になれないとの理屈になるが、「戦っていた」としてもお友達にはなれそうにない。--- 産経 NEWS より 抜粋 ---