平成3年6月。 岡山県備前市から同県の柵原町(現・美咲町)までを南北に結んでいた「同和鉱業片上鉄道線」が、72年間の歴史に幕を下ろしました。 元国鉄の貴重な旧型気動車をはじめ、客車列車などが現役で活躍していた同鉄道は、鉄道ファンからも人気が高く、廃止はたいへん惜しまれました。 これらの、鉄道文化遺産とも呼べる貴重な車両を保存する動きが高まり、集まった有志により結成されたのが、片上鉄道保存会です。 設立は平成4年11月。 以降、気動車1両(キハ312)の購入や、「柵原ふれあい鉱山公園」への車両搬入、動態を維持するための機関整備など、7年半ぶりに車両たちが蘇るまでの一役を担いました。後ろの機関車(DD13-551)が・・・--- 片上鉄道保存会 H/P より 抜粋 ---