10日早朝に降っていた雨が・・・◇◆ 平成26年台風第8号 ◆◇6月30日にチューク諸島南東の北緯7度4分・東経152度7分付近で確認された熱帯撹乱は、7月2日にはグアムの南西海上で熱帯低気圧に成長し、合同台風警報センター(JTWC)によって低気圧番号08Wを与えられた。 太平洋上を北西に進んだ08Wは7月4日午前9時(協定世界時4日0時)にマリアナ諸島の北緯12度、東経142度で台風となり、アジア名ノグリー(Neoguri)と命名された。 台風はフィリピンに接近、その監視エリアに入ったため7月5日にフィリピン名フロリタ(Florita)と命名された。
台風はフィリピンの東の海上を北上。 6日には勢力を強めて「大型で非常に強い台風」となり、7日に沖縄へ接近。気象庁は暴風と波浪による大きな被害が予想されるとして、7日の18時20分に沖縄県宮古島地方に、その後沖縄本島地方に[9]台風を理由とするものとしては初となる特別警報を発表。 台風は8日朝に中心気圧935ヘクトパスカル、中心付近の最大風力50メートルを維持したまま、宮古島から80キロまで接近した。 沖縄県では宮古島市で市内の25,000世帯・55,000人をはじめとして、県内の19市町村で県民の3分の1以上にあたる約590,000人に避難勧告が出された。 9日未明に沖縄本島地方の大雨・暴風・波浪の特別警報は一旦解除されたが、同日5時頃から県内各地で大雨が降り、読谷村で7時10分迄の1時間降水量が96.5mmを記録するなどしたため「大雨の基準」で再び特別警報を発表した。
その後、台風は進路を東寄りに変えて九州に進み、中心気圧980ヘクトパスカル、中心付近の最大風力25メートルの勢力で、7月10日午前7時前に鹿児島県阿久根市付近に上陸。 九州を横断して10時頃に宮崎県沖に抜けた後、速度を上げながら四国沖を通過。 18時30分頃に和歌山県南部に再上陸。 東海沖を東進した台風は7月11日2時半頃に、伊豆半島南部を通過し、5時前に千葉県富津市付近に再々上陸した。--- ウィキペディアより 抜粋 ---